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重金属汚染土壌の対策工法比較
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固定化工法の比較
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工法比較(正式版PDF)
対策
区分
処理
場所
工法
工法の概要
長期的な安定性
工期
例3,000m
3
工費
総合判定
封
じ
込
め
原
位
置
化学的固定化
遮水壁で汚染土壌を封じ込め、さらに塩化第二鉄等を利用して化学的に安定させる
△再溶出の可能性はあるが遮水壁により汚染の拡散はない
×全含有量は変化しない
×(新)含有量基準を超える場合は不適
○数ヶ月
△比較的高い
△土地の再利用が極めて制限される
×地元住民の理解が得難い
セメント固化法
遮水壁で汚染土壌を封じ込め、さらにセメント水和物中に取りこむ
△再溶出の可能性はあるが遮水壁により汚染の拡散はない
不
溶
化
掘
削
後
化学的固定化
塩化第二鉄等の薬剤を利用して、化学的に安定させる
△再溶出の可能性あり
◎1ヶ月以内
◎安い
△長期的な安定に疑問
△複合汚染では薬剤が複数
セメント固定法
セメントによる固定化
△再溶出の可能性あり
◎1ヶ月以内
◎安い
△長期的な安定に疑問
地化学的固定化法
新結晶鉱物中に取り込み固定させる
○地化学的に安定
◎1ヶ月程度
○比較的安い
○長期的に安定し、溶出値II未満の汚染土壌に最適
浄
化
原
位
置
揚水抽出法
超高圧洗浄法
ボーリング孔により水を強制循環させ抽出除去
○汚染物質が減少する
△含有量の除去率は50%前後で、数10%以上残留する
×浄化後に溶出量が基準を超える事例がある
×数ヶ月〜1年
△比較的高い
○含有量及び溶出量は減少するが重金属等の含有量が期待ほど減少せず、工費・工期がかかる
△各工法の完成度の前後吟味が必要
電気分解法
電流により電気分解させ金属イオンを回収する
○汚染物質が減少する
掘
削
後
洗浄法
水洗・分級し濃度の高い細粒分を除去
○汚染物質が減少する
×粘土質の場合は廃棄物が多くなる
△数ヶ月以上
熱処理法
揮発性の重金属を熱により回収
○汚染物質が減少する
掘
削
除
去
処
分
場
掘削除去
・中間処理を経て処分場処理
・一部資源化処理
◎汚染物質が除去される
◎1ヶ月以内
×高い
×汚染土壌の受入れ施設少ない
×不法投棄による汚染拡散を招く
※一般的概要の比較で対象土量や施工条件等によって異なります。
工法区分
工法名・使用物質
対象物質
原理・効果
特徴
概算工費
(m
3
当たり)
総合評価
物理的
固化法
セメント固化法
(高炉セメント)
重金属一般
セメント固化にともなう固定化
普通ポルトランドセメンより安価だが、改良後の初期強度が低い
安価
1万円以下
1.高アルカリ土となり植栽が制限される
2. pH値が10を超えると砒素・鉛など再溶出する
3. 強度が上がりすぎて重機工作が困難
セメント固化法
(普通セメント)
高炉セメントと比較してpH値が高い
ガラス固化法
重金属類
ダイオキシン類
PCB
放射性廃棄物等
超高電圧流で汚染土壌を溶融・ガラス固化体にする
1.有機・無機の汚染物質が混在する複合汚染にも対応可能
2. 処理後はガラス固化体となり減容効果が大きい(約65%)
高い
5万円以上
1. 高エネルギーを要しながら溶融固化効果は極めて局所的
2. 実証試験段階でほとんど商業実用化していない
3. 固化すると土地の再利用が制限される
地化学的
固定化法
水熱反応固化法
重金属一般
中温度・中高圧でケイ酸カルシウム結晶中に固定化
ケイ酸カルシウム結晶中に固定化して安定
比較的安価
1.5万円前後
1.土壌形質が粒状個体に大きく変化する
2.常設処理装置までの移動運搬費が必要
ベントナイト工法
吸着機能により固定化
吸着機能のみで固定化効果が比較的小さい
混合量が多くなると土壌性状が異質になる
シーリングソイル工法
吸着・イオン交換等反応を経て珪酸塩鉱物中に固定化
1.鉱物が持つ機能を組み合わせ短期的および長期的な固定化
2.最終的に珪酸塩鉱物が形成され長期安定
1. 8年の施工歴と各地公共事業の実績を持つ
2. 処理後も物理的・化学的に土壌の特性を有する
アパタイト工法
燐灰石結晶中に固定化
燐灰石は高〜中温多湿の気候風土で分解しやすい
比較的高価
3〜4万円
1.公共事業の実績を持つ
2.処理後も物理的・化学的に土壌の特性を有する
化学的
固定化
硫化ナトリウム
カドミウム
鉛、水銀
難溶性の硫化物を生成
悪臭をともなう硫化水素が発生する
安価
1万円以下
1.複合汚染の場合、複数の薬品による相互反応に十分留意する
2. 他の汚染物質の溶解性を増加させる場合がある
3. 化学反応により、分離・分解など他の浄化工法が利用できない場合がある
4. 化学反応が可逆的に進行して再溶出する場合がある
硫酸第一鉄
六価クロム
無毒性の三価クロムに還元
酸化反応により六価クロムに戻る場合がある
シアン
難溶性塩を生成
重金属との錯塩を形成している場合は適用が困難
次亜塩素酸ナトリウム
シアン
酸化分解
重金属との錯塩を形成している場合は適用が困難
硫酸第二鉄
砒素
難溶性の砒酸鉄を生成
砒酸鉄生成後に硫酸イオンが大量に残留する
塩化第二鉄
砒素
難溶性の砒酸鉄を生成
砒酸鉄生成後に塩素イオンが大量に残留する
キレート剤
重金属一般
キレート化合物を形成し固定化
化学反応が瞬時に起こり、取り扱いが難しい
高い
4〜5万円
1. 薬剤が高価なため処理費が高くなる
2. 適用条件により施工品質が一定しない
※概算工費は3,000m
3
程度を対象としていますがサイト条件や汚染度合いによって異なります。
シーリングソイル工法
(
1.封じ込めの原理
/
2.工法の特長
/
3.シーリングソイルの設計
/
4.施工フロー
/
5.重金属汚染土壌の改良例
/
6.調査・分析
)
ハイブリッド浄化工法
(
1.指定基準と措置対策
/
2.原理と特徴-二つの工法による相互補完
/
3.施工フロー
/
4.施工改良例
/
5.コスト効果と改良工法
)
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